ニュースの特集で

今流行の「カンガルーケア」の危険性についての特集を見た。

母体から出てきたばかりの赤ちゃんにとって、外の世界はとても危険なところ。
赤ちゃんが生命を維持できるだけの機能をしっかり見届けなければならないのに、
分娩室は母子だけになり、呼吸が停止してしまった状態が長く続いた例がやっていた。

元気な産声を上げていたのに、自分で呼吸ができないほどの後遺症が残り、
生まれて3ヶ月経つ今も保育器を出られないという。


私が子どもを産んだ病院は、生まれて数分は抱っこさせてくれたが、
私は胎盤処理などで分娩室に残り、
赤ん坊は体をきれいにしてもらい、産着に包まれ、
新生児ベッドに寝かされた状態で戻ってきて、2時間ほど一緒にいました。

カンガルーケアに少しあこがれて、その2時間、抱っこできたらいいのになんて思っていました。


母子の愛情を深めるとか、初乳を飲ませられるとか言われて、ちょっと流行っているみたいですが、
流行りだけで安易に選んではいけないなとと思いました。
(ニュースの症例は、病院側が説明なしにカンガルーケアをさせたようですが)


そのお母さんの話を聞いたり、保育器に入り、たくさんの機械につながれているその赤ちゃんを見たら、
涙が出てきた。。。

うちの子もしばらく保育器に入り、それだけでも泣けてきたのに、
その家族が本当に可愛そうになった。


命の大切さを感じさせる特集でした。

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